モレリアでの祈り Oraciones desde Morelia

f0120349_16265993.jpgこんなに素敵なパイプオルガンの音色は聞いたことがない・・暖かく程よい反響、そして歌声はオペラ歌手のよう。久しぶりに鳥肌の立つ瞬間に遭遇、落ち着いて周りを見渡して尚とり肌・・大聖堂に差し込む光が交差しながら繋がっています。午前中の一時、爽やかな朝の陽ざしと静かな街並。
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f0120349_16291964.jpg昨夜この大聖堂のイルミネーションを見にきました。仕事が終わった後だったので深夜でしたが、周辺に生演奏の店が集中していて、ソレゾレの店が音が競争していて、あまりの騒々しさにガッカリ。ところが翌朝はうってかわっての静けさで、街が別物になっていました。
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素敵な大聖堂で暫し「祈りの一時」。まずモレリアに発つ前日に起こったバルセロナの事件について。バルセロナには父のスペイン駐在中に、オリンピック開会式、スペイン剣道大会、完成前のサグラダファミリア訪問、確か友人の関係で修道院に泊めてもらったことも・・特別な機会を重ねた思い出深い場所。最近では2013年のダンスフェスティバルに参加した際に、ゆっくりとバルセロナ一人旅。とにかく膨大なツーリストの数に驚きました。サグラダファミリアが完成して、街はガウディランドのよう。入場料の高さに驚きつつ、ガウディの眠るサグラダファミリアの地下聖堂は無料、、すごく複雑な気持ちになったことが多々ありました。ツーリストに反感を持っている住民も多いという話は、その頃にも聞いていましたが、今回の事件は極端な信仰による洗脳により暴走した若者による犯行。

行方不明になっているという子供は実は既に亡くなっていて、1番最初にひかれた可能性が高いという、、事件が起こる度に「何故?」 もう二度と、、どころか回数が重なっていくばかり・・犠牲者の家族がドレだけ悲しんでいるか。何の罪もない人を巻き込む・・テロは戦争と同じ

f0120349_1634353.jpgこの素晴らしい大聖堂の聖母は「健康と平和」の女神とのこと。まるでツルの女神のようです。残酷な事件で有名になっているミチョアカンの首都モレリアで、暫し祈りの一時。サッカー場でも始まる前に選手が輪になって黙祷。多くの祈りで過ちを抑えることができるのだろうか、、と何時も思います。

ただ、サッカー場にいる何万という同士、この大きな力ならキット・・そう思える一時でした。

佐野まり
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# by marisano | 2017-08-18 16:24 | 想い

大縁日メヒコ Sorpresa entretenimiento en la calla de Mexico

f0120349_5214171.jpgお馴染みティアンギ・毎週水曜日に道端市場の開かれている場所に突然、遊園地が設置されました。物凄い数のアトラクションが所狭しと並べられ、巨大なプールまで出現。(この水槽には金魚でも放たれるのでしょうか?・・) 設営をされている方に話を聞いてみると「近々この近くの教会で祝典が開かれるので、それに合わせて開催される」とのこと。期間は金・土・日の3日間。
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f0120349_5254289.jpg車道は大幅に遮断されるので別の道に多くの車が集中、ここ数日間の人と車の流れの変化は非常に大きなものがあります。とはいえ皆さんどこかワクワクしているのは、この縁日のためだけではなく教会で行われるCristo Reyという機会も精神的に重要なもので、メキシコの聖母グアダルーペの誕生日と同じく御馴染みバースデーソングMananitaが盛大に歌われていました。
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f0120349_5304816.jpg気になる巨大プール・・。ふと夕方に確認も兼ねて訪ねてみると、夕陽に照らされた巨大なビニールボールが光り輝いていました。その中には子供が入って遊んでいます。本当に楽しそうで・・お父さんやオジイサンにボールを転がされ喜ぶ子供・・ 心から「やってみたい」と思いました。が、多分というか確実に年齢制限があると思われ、、大人が入ったら、まずボールが浮かばない。そしてキット壊れてずぶ濡れになる可能性も高く、、羨まし気に暫く鑑賞あるのみ。
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f0120349_5345228.jpg他、かなりハードなアトラクションが幾つか。将来「宇宙飛行士になれるのでは」と思えるほどの上下ふりまわしもの、そして一見ビートルズのイエローサブマリンのような楽しい出で立ちではありますが、同じくブンブンとふりまわされる潜水艦。(ディズニーランドと違って水には入りません)そして御馴染みジェットコースターに至るまで・・乗る危険よりも近くにいる危険の方が恐ろしく遠巻きに見守るのみ。
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f0120349_544146.jpg気になったのは多くのアトラクションに描かれてある恐ろしいイラスト。 先日アステカスタジアムの傍にあった恐怖サーカスを思い出しました。 小さい子供がこのような絵に馴染んでほしくない、、とはい自分が小さい頃にも「オバケ屋敷」に凝ったこともあるので、恐怖も想像力を高める大事な成長の一部・・ それでも一つだけ批判ではなく「やってみたいこと」が一つ。

とにかく騒音、爆音で溢れかえっていて、人気の同じようなディスコ音楽がガンガンとかかっています。まず音が大きすぎることは子供の耳によろしくない。音の調整、キチンとスピーカーからシッカリと調整された音が流れること、、そして1日だけでいいので全体の「音楽選び」を例えばクラッシクやJazzを中心に、電子音楽ではなく、アトラクションに合わせたアコースティックで繊細なインストルメンタルで構成、、そんな一日があったもいいのではないかと・・「そうしなくてはいけない、そうするべき」ではなく、毎回同じではない「新しい体験」としての1日の演出。密かな「はちどりの夢」・・

f0120349_5471497.jpg余談ですが不思議な「見世物小屋」を見つけました。「ヘビの身体で人の頭を持つ美女」を見ることができるそうです。バカバカしくて笑って通過してしまいましたが、今思うと・・見ておくべきでした。 いろいろな場所で大縁日は開催されているので、探してでも何時か入って見たく思います。ただ入って出てこれなくなる怖さも・・(食べられてしまうとか)

日々サプライズ、メヒコに感謝。

佐野まり
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# by marisano | 2017-08-13 05:15 | 発見

桃色のツル las grullas rosada por respeto a mujer

f0120349_13134293.jpg話は前後するのですが先日、8月9日にMuseo Indomitaという特別な場所で本の出版記念講演がありました。彼是7年前(2010年の10月5日)に文化情報に携わるジャーナリストの講演が行われ、テレビ、雑誌、新聞の文化担当者が結集、メキシコの文化情報にまつわる貴重な話を伺うことができました。当時はじめて見た文化情報番組Canal 22を毎日のように見ていたので、出演している担当者の話を聞けたこと、そして終わった後に御挨拶もできたので尚、印象に残った女性 Irima Galloさんの本ということで興味津々、駆けつけました。

f0120349_13155630.jpg彼女の番組での印象と本のタイトルから詩集のようなものを想像して駆けつけたのですが、、内容は非常にヘビーなもの。 残念ながらメキシコでは御馴染みの「家庭内バイオレンス」、多くの女性が暴力で亡くなっています。
これは事実なのでしょうか?、、と耳を疑うほどの事件(蒸発者も含めての女性被害者の数は年間3000人以上に上るらしい)彼女の本はソンナ様々な事件の追跡と原因究明、そんな事件の減少に向けての取り組み等にふれています。 長く連れ添えば、擦れ違いや衝突も避けられないことなのかもしれません。とはいえ暴力に即、発展してしまうマルデ習慣のような流れは日本的な感覚では想像を絶しています。 もちろん日本でも皆無ではないと思いますが、メキシコの当然のような経緯には長い歴史があるらしく、、少しずつではありますが多くの女性が立ち上がりつつあります。

f0120349_13224272.jpg悲しい事柄を扱っていますが、彼女の文章は非常に繊細で優しく、事情を深く踏まえつつ前向きに何か取り組めることを模索していく、、そんな本 Cuando el cielo se pinta de a naranjado (空がオレンジ色に染まる頃)が誕生。 講演が終わってから御挨拶、たまたま持っていたピンクのツル。エイズの差別・無理解に抗議する「ピンクのリボン」を思い出し、「桃色のツルが沢山溢れるように・・」そんなことを彼女と話し合いました。これから続く本の出版講演と共に、桃色のツルが羽ばたくことになるかもしれません。
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何か出来ること、、日々そんなことに遭遇する今日この頃です。

佐野まり
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# by marisano | 2017-08-10 13:07 | 発見

72年後 despues de 72 años falta mucho por hacer pero podemos

f0120349_22205683.jpg欠かすことなく見ている広島、長崎からの中継、、大事なのは黙祷。中継を見ながら瞬間を共にすることができる現在、インターネットを利用して「この瞬間」をもっと世界中で共有することができればいいのですが、、 例えば同じ時間に世界で鐘、サイレン、車のクラクションを鳴らすなど、何らかの形での「波紋」を世界で共有できるように・・ 大事なのは一般市民の記憶と悲しみを同じ一般市民で共有すること。 国や政治を超え、事実を土台にして、一般市民が繋がること。

政治は一般市民を置き去りに進められ、それをという名前に置き換えて巻き込んでしまうことが多々あります。せっかくインターネットを通じて繋がることができる現在、もっと一般市民同士で政治や国を超えて繋がることができるはず。

72年が経過した今も原子爆弾は、なくなるどころか増える一方で、世界に15000発程、アメリカとロシア約7000、そして他、フランス、中国、イギリスが約300、パキスタン、インド、イスラエルが約100、北朝鮮が約10、、しかも実験を行うことだけで悲劇を残している、、

f0120349_22231861.jpg被爆者を主人公として行われる長崎の祈念式典を見る度に我に返ります。「長崎を最期の被爆国にする」という強い意志の元、新しい取り組みとして一般公募で選出された深堀さん88歳のメッセージ。深堀さんは体験を踏まえ72年、被爆直後の写真を収集するなど仕事を重ねていらっしゃっいました。身体を支えられ檀上に向かう姿、、長崎、広島を中心に日本から発信というより交信することができれば・・ 今日から365日おこなえることを模索したく思いました。

長崎・平和祈念式典 平和への誓い全文 深堀好敏さん
http://www.asahi.com/articles/ASK885HP0K88TIPE02F.html?iref=pc_extlink

佐野まり
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# by marisano | 2017-08-09 22:25 | 想い

トラテトルコツアー Visita guiada en Tratelolco

f0120349_15572682.jpg時折、夢を見ているのではないか・・と思うような日々が突然はじまります。刺激的で新しい体験に身を任せつつ、気が付くと感覚が馴染んできて、そんな日々が普通になっていく・・ ひたすらサッカーを見つめる今日この頃ですが、国立大学で再び打合せがあり、まるで時計を巻き戻すかのように新しいプロジェクトを煮詰めています。

f0120349_15585075.jpgテーマは1968、=生まれた年に、メキシコではオリンピックが開催されました。もちろん記憶には全くない出来事なのですが、オリンピックの記録は街中に残っています。世界から寄付された現代彫刻、そして各地にある素晴らしいオリンピックスタジアム(つい最近、初めて入ることができました) ここで開催されたオリンピックのことについて少し調べてみると、当時アパルトヘイトを非難されていた南アフリカの出場をめぐって各国がボイコットしたり、優勝した選手が人種差別に抗議したり、とにかく世界的に様々な抗議運動が盛んだった時代に開催されたため、競技の結果プラス多くの社会的な歴史が刻まれていました。

f0120349_1602798.jpgその中心は何時の時代も学生。しがらみのない、自由で、純粋で、元気な学生が世界各地で新しい社会を模索していた時代。それを鬱陶しいと思う権力者を中心とする大人の社会があり、1960年代後半から1980年代にかけて、それを抑えるために行われた数々の惨事。そこには必ず日向的スポーツイベントが開催されていて、人々が盛り上がる中、影では学生が蒸発したり、抹殺されたり、隠されていることがあり、、そんな日向と影の交錯する歴史的な場所Tlatelolcoでガイドさんによるツアーが開催される情報を見つけて駆けつけました。

f0120349_161547.jpg非常に多くの方が参加していることにマズ驚きました。「このTlatelolcoに一度も来たことがなくて、訪れる良い機会と思って駆けつけた」・・そんなメキシコ人の方が多かったようです。人によっては敢えて近づかない、、といっても過言でない場所。
旧くは商業的な場所だったため、政治的な権力を誇る場所ほどの破壊は行われなかったものの、歴史的にはスペインの宗教を通じての破壊があり、ここの「聖地」にある建築の石を使って教会が建てられ、元々信じているものを否定され、従わないものは監獄へ、、そんな歴史を踏まえたシケイロスの作品が展示されていました。 見たことのない作品に感動、、強烈なメッセージに呆然。
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f0120349_1693629.jpgそしてココで起きた1968年の惨事についての解説。広場には記念碑が建てられています。とっても悲しい話を聞いている間、今となっては住民のオアシス的なスペースとなっているため、多くの方が犬を連れて通過していました。 中には羊飼いのように4匹以上の犬を連れてくる方もいて、他の犬同士の交流も含めて、見ているだけで心温まる一時。
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f0120349_165581.jpg追悼の意味も踏まえて公園には、多くの平和祈願モヌメントが設置されています。広島のことに心を痛めたメキシコの医師団により設置された彫刻や記念碑、鐘、、野外劇場やクプラといわれる円形施設など、、本当に多くの願いと記憶が刻まれている、今となっては人々が穏やかに散歩できる場所。

最後は1985年のメキシコ大震災で非常に大きなダメージを受けた、Tlatelorco の住宅について。あの有名なオペラ歌手Placido Domingo氏の家族もココで被害にあったそうです。現在は地震対策として特別な建築様式が地下の設計に取り入れられているので大きな地震がきても以前のようなことはない、、とされています。
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Tlatelolcoツアーの後、1968年の惨事についての資料館に入場。1968年までの経過、その後の経過、など実に詳しくまとまっていて、惨事が起こるまでの詳細を世界レベルで知ることができます。若者は何時の時代も冒険家、古い形に納まって保守的、利己的にな大人に挑戦、そんな活性化を抑えるための犠牲、、来年50周年を迎えるということで様々な企画が準備されています。

佐野まり
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# by marisano | 2017-07-30 15:53 | 驚き

再会の日々 reencuentro despues de todo

f0120349_65933100.jpg時は流れ、疎遠になりつつある友人達と揃って再会。一人は共演した頃お腹に赤ちゃんがいて、今思えば非常に特別な機会だった気がします。母になる直前の声、状態・・その時ならではの潤いがあるというか、、そんな当時の映像が残っています。2012年、映画「ほほえみのうたZamba del Loro Mario」メキシコ公開の際に、二人をゲストでお迎えして映画の後のサプライズ公演となりました。

映像2012
https://youtu.be/G2_1KVrIO_o

f0120349_711045.jpgそのお腹にいた子が既に5歳となり、子育てに忙しい彼女。生活のサイクルや、人となりが全く変わってくる中で疎遠になるのは仕方がないこと。そんな彼女と久しぶりに再会。スタジオジブリ好きな彼女にお薦めした「レッドタートル」を見に行くというので、それなら見た後に感想など語り合いましょう・・ 丁度、最近カメさんのオモチャを道端で見つけたところ。

f0120349_743486.jpg5歳の子供と一緒に見た彼女、お子さんも含めて共通の話題で盛り上がりつつ再会。映画に感謝。それにしても「レッドタートル」は本当に深い素敵な映画です。まず字幕のいらない、言語のない世界で物語が明確に紡がれていく、、非常にシンプルな忘れがちで大事なことを思い出させてくれ、悲しみでも、喜びでもない涙が溢れる・・そんな感想で意気投合しました。

f0120349_7365925.jpgもう一人の共演者カルミーナさん、時折それぞれの我が事に集中するため親しくても、会えないときがあります。一区切りついたところで一緒に「縁担ぎ」に繰り出しました。場所は御馴染みソノラ市場「幸運を呼び込む」とされる様々な呪術的な品物が所狭しと並べてあって、「なんですか、これは一体?」という驚きの物が盛り沢山。(人によっては魔術的なものの数々に引いてしまうかも・・) 

f0120349_7402986.jpg個人的には今日は「はちどり看板」をゲット。部屋の鏡に納まって毎朝の身支度時のパワーに一役かってくれています。 カルミーナさんは心休まるペンダントをみつけたようでした。カルミーナさん曰くAlimento para ave canoraってトテモ素敵なものなんですって。あらたな国立大学との契約に向けて・・今回は、きっとメキシコで最後になるであろうという制作に込める「」学生さん達と共に創る「」 

佐野まり
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# by marisano | 2017-07-17 06:56 | 驚き

ダンス鑑賞、日々模索 Disfruto danza a travez de END 2017

f0120349_713416.jpg再びダンスな日々が続いていました。 昨年に続いて4度目の国内のコンテンポラリーダンス活動が一同に会する機会、END (Encuentro Nacional de la Danza) 引退した後なので講義などには参加せず、見聞を広める機会として作品鑑賞と主にアカデミックな講演に参加しています。名コレオグラファーAlicia Sanchesさんが主催するダンス制作における創作ノートにおける研究や、トラディショナルなダンスにおける現在の状況、コロンビアやボリビア、キューバでの現在のダンス、ラテンアメリカの情熱的な制作者、研究家が一堂に会しての話し合いを聴くことができる貴重な機会。

f0120349_7153948.jpg国内の大学ダンス学科、ダンス専門学校の生徒の発表の場、振付家の新しい作品の発表を中小劇場や野外ステージにて、そして既に上演された数々の名作品を市内の素晴らしい大劇場で見ることができます。Laura Rocha監督率いるBarro Rojo の作品が最終日Palacio de Bellas Artes 王宮芸術劇所でカンパニー創立35周年記念として上演されました。入場無料という事もあって長蛇の列

f0120349_7173967.jpg某文化施設のディレクターの御招待で無事入場することができ、TRAVESIAという一生心に刻まれる作品を見ることができました。なんと「鹿の踊り」がフーチャリングされていて、、作品はメキシコからの移民がテーマになっているのですが、修羅場を超えてアメリカに辿り着いた移民の一人が鹿となり、人に撃たれて亡くなってしまう、、せっかく「」を夢見て辿り着いた若者の最期。 アマリアエルナンデスの鹿の踊りで使用される音楽が使用されていて、幼い頃に見た鹿の踊りと同じシチュエーションで見る、、衝撃的なミクスチャーに呆然・・

f0120349_721217.jpg話は前後しますが初日のTeatro Espeanza Iris劇場でのMexico City Ballet の公演ではキューバの振付家Lidice Nuñez さんによる、女性ハチドリ2羽の物語、、こちらも最後、口ばしで男性をひとつき、、衝撃的な最期に呆然。 幼い頃にみた「鹿の踊り」の思い出の再現、、最後に亡くなってしまう流れは個人的に悲しすぎて苦手です。でもドラマチックな舞台というのは常に「」が壮大なテーマになっていて、それは最近見た映画全てに通ずるものでもありました。

f0120349_7234410.jpgまだまだ余韻があり、引き続き多くのコンテンポラリーダンスの作品がPalacio de Bellas Artesにて上演されるそうです。素晴らしい舞台、そして素晴らしい設備で見る、豪華にコンテンポラリーダンスを楽しむ機会、、引き続き楽しませて頂きたく思います。と近々上演されるAntamira Danzaの方々と劇場の出口で遭遇、彼等の舞台を楽しみにしています。

f0120349_725151.jpg引退後セカンドライフ構築中、、ダンスを離れた全く違った日々も徐々に始まりつつあり、少しずつ離陸していくような今日この頃ですが、劇場で開演前に知り合いの芸術家の方々に遭遇、今後の予定を聞かれ、1月が最期の公演だったことを告げると「完成で終わりでなく、その物語を国内全土で分かち合ってほしい」と言われ「まだできることがあるかも?」と思ってしまったり・・ 日々発見、日々遭遇、、検討の日々は続きます。そんな時に未来を担っていくダイヤモンドな新人さん達の姿が眩しく刺激的でした。
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佐野まり
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# by marisano | 2017-07-12 07:11 | 感動

フリーダカーロ生誕110年展 Museo Dolores Olmedo muestra de Frida

f0120349_17131687.jpgフリーダとディエゴのスポンサー大富豪ドローレスオルメドさんの個人所蔵が展示されているドローレスオルメド美術館にてフリーダカーロ生誕110年を記念した特別大展示 Me pinto a mi misma (私自身を描く)が7月6日より開催中。この美術館には何度か訪れているのですが、いつも肝心なフリーダの作品は旅に出ていて、見ることができるのはディエゴの作品のみ、、とはいえディエゴの特別な作品の数々と、美術館の広大な庭が素敵なので散歩も兼ね通っています。

f0120349_171547.jpg2年間に渡りフリーダの作品は世界をまわっていました。こうして貴重な作品は貸し出され、主人亡き後に働いているんですね。どのくらいの費用が動いているのか少し気になりますが、、そんな旅にでていた作品がメキシコに帰国。 初めて見る原画の数々、素敵に飾られた作品と周辺に散りばめられたサプライズ、、


f0120349_1717896.jpg上を見上げると鏡があり、フリーダのメッセージと共に撮影できたり、そして最後はフリーダの一生を狂わせる電車事故におけるナレーションを聴きながらの鑑賞、、 様々なことが盛り込まれているクリエィティブな展示。 

大いに気持ちが深まった後で美術館の庭を歩くと、気が付かなかったことが色鮮やかに見えてきます。 岩から生える植物の美しさと力強さ、この美術館は孔雀で有名なのですが、傍にいる孔雀に話しかけてみると、、羽根を大きく広げてくれました。(これもフリーダ効果?)

孔雀の過ごす緑の芝生の向こうにカモさん達が集っている場所があり、池も設置されていますが、通常そちらには近づくことができません。カモさん達は訪問客のためではない、、庭師さんの話では芝生を守るために隔離されているとのこと、それでもカモさんを置いておくのはキット何か理由がありそうです。
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f0120349_17234538.jpgフト「カモを寄附したいのですが・・」と庭師さんにPancho とPonchoの写真を見せて見ました。すると、、「この種のカモはいないので本部に聞いてみたらいい、多分うけとることができると思う」 今更ながらアラタメテ後悔、、帰国する前にココに連れてきていれば、美術館に伺う度に会うことが出来たし、この素晴らしい美術館に住む誇り高きカモさんの一員となれたのに・・ 「何とか探して連れてきたい」と再び思いつつ、本当に何処で暮らしているのやら、、カモさん事件の後は大家さんとは全く話をしなくなりました。個人的には穏やかな日々です。 蒸し返すのは今の家を本当に引き払う前、、がいいのかもしれません。 ディエゴさんに御挨拶、よろしくおねがいします。

佐野まり
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# by marisano | 2017-07-08 17:10 | 感動

開かれる思わぬ道程 se vuelve camino de comienzo

f0120349_22354570.jpg最近インターネットを通じてネガティブなことが発生、永遠に続くかのような無意味なヤリトリの数々に7月に入ってから更新に至らず・・振り返り更新になりますが、7月の最初の感動報告。久しぶりに1月に最終公演を行った国立大学の文化施設Casa del Lagoへ伺いました。日本一時帰国後は初めて、、施設スタッフの方々に御挨拶も兼ね御土産持参で駆けつけた本命は、カナダのピアニストJean -Michel Bliseさんの公演。おしらせに添付されていた映像と音楽がトテモ素敵でした。

f0120349_22371285.jpg個人的に1番心惹かれる音楽家Goerge Winston のピアノ、そして彼の所属するウィンダムヒルオーケストラは、「鹿」に続くもうひとつの「」の場所・・繊細でシンプルな心に響く音色とココゾという「間」、、カナダの伝統でしょうか。まさに探し求めている世界そのものでした。CDもゲット、直筆サインと御一緒に撮影までして頂いて、お人柄も素敵なJeanさんに感謝。今も聞きながら綴っています。

f0120349_22391913.jpg2001年、初めてアルゼンチンで新聞社La Nacion の取材を受けた時、アルゼンチンで活動する外国籍の音楽家の特集だったのですが、当時33歳、始まったばかりのブエノスアイレスでの日々、7月9日の独立記念日に記者の方が滞在先のホテルに来てくださいました。取材は撮影も含めて2日間に渡って行われ、他タンゴの名楽団El Arranqueに所属するキューバからきたバイオリン奏者Pablo Pedrosoさん、そしてユパンキの息子さんのグループ等で活動するメキシコからきた管楽器奏者Javier Sepúlvedaさん(現在はJaime Torres氏のグループで活動)、そこでキッパリ語った未来の展望は「将来はカナダにいきます、あちらにはニューエイジの音楽家が沢山いらっしゃるので」

http://www.lanacion.com.ar/325655-buenos-aires-la-meca-de-musicos-de-otros-paises

f0120349_2251256.jpgまだ「鹿」との繋がりをハッキリ見極めていない「踊るチャランゴ」が始まる前の出来事。先程のインターネットの問題の主、Wikipediaというシステムの特別集会が近々カナダのモントリオールで開催されるそうです。 問題解決というよりも問題提示、という意味で伺ってみたく思いますが、、他の渡航予定もあるのでどうなることやら。でも何時もキッカケはフイに訪れます。別の理由や機会から本命に辿り着く、そんなことが重なって現在に至るので前向きに検討中。

f0120349_22525266.jpgこの後、この日はメキシコシティの御馴染みキャットカフェLa Gateria に伺いました。なんだかんだいって常に動物と暮らしてきました。PanchoとPochoを失って以来、初めて動物との暮らしが途絶え、よりどころを見つけられない毎日です。 今日は総勢8匹ほどの猫さんが滞在していました。彼等は訪れた御客様と気が合えば連れていかれます。PantusとFidelという猫と親しみつつ、、この日も次から次へと多くの方が訪れていました。大人気の猫カフェ事業。友達に将来やってみれば? と言われ、「カモカフェなら・・」なんて応えつつ・・ 本当にPanchoとPonchoを再び抱きしめたい気持ちでイッパイです。彼等もキットそれを待っているはず。

佐野まり
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# by marisano | 2017-07-01 21:53 | 想い

プチ散策タスコ puebro magico Taxco

f0120349_81410100.jpg幼い頃に訪れたタスコは洞窟の記憶が深く、、この素敵な街並みのことは覚えていないのですが、あらためてシティでの生活を送る中で訪れてみると、この景色に非常に癒されます。多分、多くのシティの方々も週末などを利用して癒されにくるのではないでしょうか、、SPAなどマッサージや瞑想のための施設が沢山ありました。
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f0120349_8162421.jpgタスコの朝は6時頃から掛け声が響き渡って賑やか、、何事かと思えば、目の前のスポーツ施設がエアロビクスなど早朝から行っていました。タスコ在住の皆さんは健康に気をつける方が多いのかもしれません。シティに比べ太った方が皆無、、皆さん揃ってスマートです。 素敵なレストランやカフェも沢山。盛り付けもオシャレ、、デザインのセンスにも長けた方が多いようですが、こんな街並みに目が肥やされていたら、自然に研ぎ澄まされるのかもしれません。

f0120349_8174413.jpg素敵なスタンドカフェのお姉さんと出会いました。注目は壁にかかった特別な犬の絵。「ゴールデン」という名の愛犬のメモリアルで、地元の画家に注文したオリジナル作品とのこと。「パンチョの絵も描いてもらえないだろうか」とフト思いつつ談笑、スッカリ意気投合して記念撮影に至りました。お姉さんの名前はナントLluvia 雨(初めて出会った珍しい名前)天から降ってきたイメージで名付けられたそうです。
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癒しのタスコ体験を心に刻み帰宅。 引退してから少し見失いがちな様々なこと、心の整理がつきました。やはり引退しても、やるべきことを深めなければ、今までの積み重ねの意味がなくなってしまう。 今回の天候はイマヒトツでしたが霧のかかったタスコは、白い建物が溶け込んでいてマタ違った素敵さでした。
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f0120349_8213550.jpg余談ですがマタシテモ行き帰りのバスで見た映画が思い出に刻まれました。行きは遭難した船を助ける仕事をする結婚直前の青年が主人公の映画「The Finest Hours 邦題ザ・ブリザード」実話に基づく映画のようですが、とにかく海の映像が物凄い迫力、どうやって撮影したんだろう、、沈没直前に救いだし、停電となった灯台に変わる車のライトの結集、、久しぶりの感極まる一時。

f0120349_8233683.jpg帰りは身長が伸びない少年「リトルボーイ」の物語、、原子爆弾の名前となっている「リトルボーイ」も広島の景色と共に物語に含まれており、日本人に対する強烈な差別、当時兵役を受けないために息子さんの代わりに父親が戦争にでかけたこと等、、戦争にまつわる多くのことが絡み合い、どれだけ戦争が多くの人の人生や感性を混乱させてしまうか、、深く考えさせられる一時。

旅路に良い映画に恵まれる今日この頃です。



佐野まり
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# by marisano | 2017-06-28 08:11 | 発見