夢のソウマヤ美術館 Primer experiencia de Museo Soumaya espectacular

f0120349_14564837.jpg「お知らせのサイレンが何時もなっている気がして眠れない」そんな話をよく聞きます。同じく少しの物音や似たような音で我に返ることも・・ 先日パニックで発作などを起こしている方達を目の当たりにして、この事前予告は考え物でもあることに気が付きます。モチロンあったほうがいいに決まってはいるのですが・・ インターネットでは、こんなイラストが共有されていて可愛いので微笑ましいのですが、皆さん何処かハラハラしている様子。


f0120349_14390969.jpg思い立って前から行かなくては・・と思っている場所へ向かって出発。最寄りのPolanco駅に到着すると御馴染みモナルカ蝶が駅に沢山・・飛んでいました。 電話ボックスも蝶畑モード。この駅はピアノ階段などでも御馴染みですが、またしても素敵な模様替えで楽しませてくれています。本当にメキシコの地下鉄は楽しい。
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f0120349_14404771.jpg目的地に向かって歩いていると・・大きな大きな教会Parroquia San Augustinに遭遇。建築も特別な形だったので入ってみると、非常に多くの人が訪れている教会の様子にハッと我に返りました。きっと先日の地震の後、人々は癒しを求め訪れているはず・・ サッカーな日々が始まってから遠方のグアダルーペ寺院に訪れることができず、かれこれ半年近く教会に足を運んでいなかったので、とても新鮮に言霊が心に響き反省。多分、今週からイヨイヨ大学での制作が始まるはずなので、祈りと共に御約束。より良い制作を通じて、学生の皆さんと平安の波紋を広げることができますように。青いツルをおいてきました。
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f0120349_14442253.jpg延々と歩いて辿り着いた場所。母に「行きなさい」と強力に薦められていた「ソウマヤ美術館」 遠くに見えた瞬間すでに興奮。 この特別な形の中に一体どのように作品が展示されているのだろう・・ 場所は地下鉄の駅から遠いので不便な場所ではあるのですが、周辺にはJUMEXの美術館や映画館などもあり、見どころが沢山揃っていました。
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f0120349_14523161.jpgカタツムリのように円を描いているスロープを上っていく度に、新しい展示会場が現れ、その展示数の多さに目眩がするほど・・ まず特別展示のカメをテーマにした作品展が素敵でした。一般から作品を公募したようで、帰りに素敵なカタログを無料で頂いてしまい、、ここは入場も年中無料、、恐縮な限りです。 宗教的な貴重品、コインや懐中時計のコレクション、メキシコの画家の作品(シケイロスなど)、中国の象牙アート(これは殺された象さんを想うと拒否反応で見れませんでした)、ベニスの景色、世界の名画にはシャガールの作品も・・
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f0120349_14554185.jpgそして最後はソウマヤ美術館の誇る、ロダンの彫刻作品が揃った最上階に至るまで。あまりに濃厚で特別な一時・・大好きなバスコンセーロ図書館と同じく通い詰めそうです。 (地下鉄だと不便な場所ですが、バスがSan cosme, Buena Vista, San Juaquin 駅から出ています。紫色の大型バス)
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佐野まり
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# by marisano | 2018-02-18 14:36 | 感動

メキシコ再び地震 Nuevamente alerta sismico en Mexico

f0120349_22254705.jpg済ませなければいけない予定のため出かけようとするも、、どうも体調が思わしくなく、家で一日寝ていました。ベラクルスの後は毎回このように体調の悪さを引き摺るような、、気温と気圧の大きな変化は身体によくない・・とあらためて心に刻む一時です。夕方に目を覚まして少しスッキリしたので思い立って予定を片付けに首都圏へ。

f0120349_22252166.jpgパチューカで盗まれてしまった財布、、お金よりも中に入っていた身分証が大事。従妹からもらった御守りや、キューバの友人にもらったキーホルダー、そして記録媒体のUSB.. 身分証を発行する事務所の周辺が先日の地震で大きな被害を受けた地区で、目の前のアパートが取り壊しの作戦会議中でした。再発行を済ませ、バスでレフォルマ通りより今夜の目的Palacio de Bellas Artesの劇場へ。

f0120349_22264148.jpgこの日は滅多にないことですがバスの中で携帯のラジオを聞いていました。明日のサッカーの試合状況のチェックです。レフォルマ通りの大きなホテルにさしかかったあたりで、聞いているラジオが遮断され、サイレンと共にAlelta Sismica(地震がきます)が繰り返され、隣にたっている方にイヤホンを渡し、「地震がくるらしい・・」「え? 確かにビルから人がでてきている」その瞬間、バスが大揺れ・・ 人々の悲鳴・・ レフォルマ通りの中心に皆が走っていて、、まさに映画の場面のような景色が目の前に繰り広げられ、、揺れが止まってから運転手さんがバスの扉をあけてもらい、外で立ちすくんでいる人の元へ、、
 
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f0120349_22280545.jpgしばらく様子を見た後、歩いて劇場の方に向かてみるとアラメダ公園には立ちすくんだ人で溢れていました。 パニックで発作、過呼吸などで倒れている方もいて、、そうこうしているうちに目の前を歩いていたオジサンが突然たおれ、足がつってしまったようでした。皆でおじさんの足をさすったり、あおいだりしながら回復を促すも全く足が元に戻らず、救急車を呼ぶも、、きっと多くの場所で同じようなことが起こっていたのだと思います。全く救急車がない状況、、警察の方々がきてくれて対処してくださるようだったので、劇場にかけつけ「今日の舞台は中止ですか?」 「いまのところ実施です」
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f0120349_22310262.jpg今思えば、、いつも終わってから気が付くのですが、体調の悪さの理由は「地震前の予兆?」 そういえば前回の時も・・だからといって何ができるわけでもないのですが、何かしら体感予兆があるものですね。 この日の公演は台湾の世界的なダンスカンパニーClaud Gate Dance Theater の特別な演目「Rice 稲米」 メキシコにくることが決まってからズット楽しみにしていました。ダンスのSilvina先生に薦められビデオを見て、監督のお話も聞いて、その桁外れた美しさ、、ダンスだけでなく、ダンスカンパニーの成り立ちや、稽古場も兼ねた劇場がマタ素晴らしく、創る事全てが「清い」、、そのために世間と距離をとって全てが煮詰められている、、そんな夢のようなことを想像させてくれるカンパニー。
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f0120349_22392683.jpg稲作を通じた自然と人との調和、、ビデオではわからない生の舞台での今日の体験は、地震の後だったからこそ余計すべてが心に深く刻まれました。 身分証にも再発行の日付2月16日が刻まれ、この日のことは一生忘れないようにしよう、、数日前に見た素敵な雲を思い出しつつ・・再びPalacio de bellas artes に感謝。
 

佐野まり
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# by marisano | 2018-02-16 22:22 | 想い

ベラクルス日和 Nuevamente en Veracruz

f0120349_21382573.jpgシティからベラクルスへ・・2000m近くの気圧の変化と温度差で滞在中は睡魔との戦いでした。きっと幼い頃に一度訪れているのではないかと思うのですが記憶にはなく、物心ついてからは確か2009年(2010年だったかも)「万博で助けた方が恩返しをしたいと言っている通訳で付き添ってください」という特別な御依頼でメキシコで出会った特別な青年に同伴。そこでオカリナをなくしてしまったり・・いろいろありましたがベラクルスの大自然に触れ、コーヒーの実が実はフルーツのように甘い事を知りました。港町ではダンソンというエレガントなダンスが踊られていて港町の風景が何とも風情がありましたが、とにかく暑くてたまらん・・と逃げだすようにシティに戻ってきました。
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f0120349_21421038.jpg2016年には語り部フェスティバルのゲストで伺い、5日間に渡って濃厚な日々。ベラクルスも広いので場所によって大きく事情は変わるのですが、同じく猛暑で朦朧。帰ってきてから1週間寝込んだ記憶が鮮明。とはいえココで「鹿」さんに御会いできたことで最終公演までの物語の一部としても貴重なベラクルス。
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f0120349_21440018.jpgそして2018年の今回は「サメ」。幼い頃に父が映画館に連れていってくれたのは当時大ヒットしていた「ジョーズ」。この映画は暫くトラウマになり、あのジョーズが出てくる際の「ズンズン」という音響効果が忘れられない恐ろしい記憶となっています。その音にまさかサッカー場で再会するとは・・ このサメをチームのマスコットとしているベラクルス。サッカー場にもサメが大きな口を開けて溢れていました。そしてチームがチャンスをものにすると、この音響が響き渡るのです・・ ハーフタイムにもサメが踊っていました。時期的にカーニバルだったので衣装もバッチリ決めていて・・笑。
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f0120349_21480208.jpgシティに戻る直前に訪れたLa Pasadita(ラ・パサディータ)という地元タクシー運転手のお薦めのレストランが素敵で、御店の方が薦めるFilete del acuyoはAcuyoという大きな葉っぱにくるまれ蒸された魚料理の柔らかく香ばしい味、同じく御店の特性スープに元気復活。御店の雰囲気も南国モードで素敵で、水槽の魚は人懐こくて傍によるとササッと寄ってきてくれます。そんな魚に感動しているとベラクルスの誇る水族館訪問を薦められましたが、出発時刻まで時間がなかったので、バスターミナル傍の動物園へ向かうことにしました。御店の方いわく動物が少なくて寂しい場所で薦められないというのですが、それなら尚一層いってみたくなります。
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f0120349_21485168.jpg途中歩いていると物凄く不思議な音色に包まれました。まるでレインスティックに取り囲まれたような・・ザザーッという波音が上空から聞こえてきて・・ふと見上げると豆の木でした。楽器にもなっていますが長い大きな豆が、風に吹かれて木になったまま鳴っていたのです。思わず立ちすくんで暫く豆の木の下で鑑賞。この音色と風にゆれる豆は一生忘れることのできない瞬間になりそうです。
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f0120349_21502322.jpg残念ながら動物園は月曜日で閉まっていて入ることはできませんでしたが、入り口の素敵なイラストの鹿さんに御挨拶。バスに揺られシティに戻ってきて再び寝込んでおります。何度訪れてもこの気圧と気温の変化には慣れることはできません。心身に濃厚な記憶を残すベラクルス、、素敵な店長ベティさんとスタッフのドミンゴさん、記者のグティさんと再会できる日を夢見つつ・・ベラクルス日和To be continued..

佐野まり
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# by marisano | 2018-02-12 21:22 | 想い

ポピュラーアート美術館 cada tanto voy Museo arte popular

f0120349_14174654.jpg自宅と大学、もしくはパチューカ往復の日々。すっかり首都圏が縁遠くなってしますが、手続きのため久しぶりにセントロに繰り出しました。大工事が行われていたInsurgente駅はスッカリ整った都会のオアシス的な場所に大変身。 最寄りの地震で崩れて話題となっていた高層ビルもイヨイヨの取り壊しが始まっていました。
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f0120349_14201472.jpgまずは「すき家」で栄養補給。こちらも以前よりサラダの詰め方が素敵で、量も若干増えていて美味しくなっていました。この周辺も壁が崩れたり、目の前の歩行者道の大工事でダイブ御苦労されているかと思いますが、地震から5カ月、、再生メヒコ・元に戻るというよりも新しく始まる勢いを感じる機会を嬉しく思いました。
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f0120349_14214830.jpg今日の行き先は某航空会社。無理やり買わされた航空券の代金返却の手続きを行っています。本当に昨年10月のブエノスアイレス往復は散々でした。行きはパイロットのストライキで飛行機が飛ばず、別の航空会社に変更となるもエンジントラブルで飛ばず、ようやくチリに向かうも接続の飛行機が既になく、2日がかりでの到着・・ そのブエノスアイレスからメキシコに戻る際に「航空券を買わないと乗せることができない」・・?? 時間がなかったので取りあえず一番安いものを買いましたが、、どう考えてもオカシイのでメキシコに戻ってからオフィスに抗議にいくと「やっぱりオカシイ」ということで、苦情を全て書類におこして代金返却の手続き中。 オフィスを出るとデモ行進に遭遇、動物を大切にしましょう・・という共感できる内容。
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f0120349_14240545.jpg他、郵便局などモロモロの用事を済ませ、一息ついたところで久しぶりにポピュラーアート博物館に閉館間際にかけこみました。毎年おこなわれている新進気鋭な作家さんによる、コンテンポラリー民芸作品の展示Arte / SANO・5.0 数字は5回目なので5.0なのですが、年頃な一致とSANO表示で少しドキドキ・・
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f0120349_14274457.jpg今年も素敵な作品の数々を堪能。本当に創る方の丁寧で創造的な作品の数々に感動します。どれだけの時間を費やすのでしょう、、そしてどこかメッセージを感じる動物の佇まい。フクロウ、カメ、、この展示とは別ですが、入り口に昨年のアレブリヘス入賞作品が展示されてあり、そのなかの「鹿」の体には「ハチドリ」のデザインが・・ 早速、鹿の踊りダンサーに写真を送ってわかちあいました。アレブリヘスにしては非常に優しい色使いです。Mantalayaエイの作品もありました。

どちらかというと小さな博物館ですが、盛り沢山で発見に絶えません。1カ月に一度は訪れたい場所・・素朴で工夫に溢れる場所です。しかも多くの講座も開催されているので、技術を学ぶこともできる幸せ・・
 
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f0120349_14293215.jpg今日も御馴染みウィチョルのフォルクスワーゲンに見とれてきました。素敵なものを見ると活性化する心身。 やっぱり、、この世界に身をおきたいし、何かできることを模索していきたい、、 自宅に戻ってから大学に送る資料を一気に仕上げることができました。

再び創る日々が始まろうとしています。

佐野まり
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# by marisano | 2018-02-06 14:15 | 感動

猫さんの御訪問 una divina visita de gatito Mambo

f0120349_11371943.jpg祭日の月曜日・・最近メキシコは暖かい小春日和な日々が続いています。多忙な日々が続いていたので、日本から持ってきた「鹿さんデザイン」のコップを初めて使用して久しぶりにビールを飲んでゴロリ・・あらためて素敵なデザインに満足。このコップと一緒に持ってきた鹿の壁掛けは、公演で御一緒した「鹿の踊り」のダンサーに進呈することを決めています。公演の後、忙しい彼はメキシコ国内でセミナーなどで巡業していて、なかなか御会いすることはできませんが、、
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f0120349_11505116.jpgふと扉付近で大きな猫の鳴き声がしていることに気が付いて、開けてみると大きなトラネコさんが佇んでいました。すぐに猫さんは玄関に降りて行ってしまい、ついていってみると車の下にうずくまっています。「おいで、おいで」と暫く傍にしゃがんでいると、意外と人懐こく車の下から出てきてくれました。 そのまま束の間の交流・・
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f0120349_11524720.jpg可愛いのですが・・本当に大きくてビックリ。 写真ではわからないと思いますが、本当に特大で・・ゴロリと寝そべって優雅に過ごしてくれているので、そっとしておきました。 途中、別の住人の出入りの際にササッと出て行ってしまいましたが・・また訪ねてきてくれないものかと心待ちにしています。ちなみに、せっかくなのでMAMBOという名前をつけました。
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# by marisano | 2018-02-05 11:35

目覚めの一時 Me despierto por arte..

f0120349_11503007.jpg明けても暮れてもサッカー漬けな毎日。 選手の名前だけでなく各自の物語等も頭に入ってくると、マルデ家族の活躍を見守るような気持ちになってくる不思議、、そして毎回ハプニング連続の結果未定な面白さにも興奮。 日本に滞在中はヨーロッパや日本のリーグ、高校サッカーに至るまで追いかけてしまいました、、 世の中が熱狂するサッカーの勢いは本当にスゴイものがありますが、日々その理由を体感。
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サッカーを見続けるようになってから、すっかり遠ざかってしまったダンスの公演鑑賞・・そんな中でフト目にしたダンス公演のお知らせ、Eterno Caracolカンパニー(訳・永遠のカタツムリ)舞台のタイトルは「Aliento de Viento y Agua」(風と水の励まし)このタイトルとカンパニーの名前が気になって、気になって、駆けつけてみると・・ 踊っているダンサーは皆どこかで見かけたり、実際に話したことのある人ばかり・・ その中に一人若干、高齢な方が踊っているのですが、その存在感がたまらない魅力を発揮してらっしゃいました。終わってから気が付いたのですが、その方がカンパニーを率いるコレオグラファーのEster Lopezlleraさんでした。
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始まりの彼女のソロは正に舞踏の世界で、細やかで静かな表現と独特の表情に引き込まれました。舞台は短い場面が走馬灯のように重なっていく中で物語が進んでいくような、でも実は物語というよりも一瞬の心象風景が繰り広げられていく中で、不思議な世界が点滅していくような、、始まりに紙が飛び交っていて、、途中で紙飛行機と共にダンサーが飛ぼうとする、、 ダンスの技術も非常に洗練されていて美しかった、なにもかもが・・ 特に音楽が幻想的でした。
あまりの感動に呆然・・メキシカン「ピナ・バウシュ」のような・・とにかくコレオグラファー自身のダンスが魅力的で、彼女に釘づけ・・
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更新されていませんがカンパニーの詳細http://eternocaracoldanza.wixsite.com/site

f0120349_11572275.jpg高速バスの中でも思わぬアニメーションを見ることができました。まるでCOCOのように日本文化がテーマになっている海外作品(Kubo y las dos cuerdas magicas 邦題・KUBO日本の弦の秘密、2016上映)。ここでも紙が飛び交っていて、明らかに「折り紙」がテーマになっていました。まるで「竜の子太郎」のように片目のない少年が父の鎧を探しに行く、、という物語で、折り紙でできたサムライがガイドとなり、少年が三味線をひくと相手を倒す武器となる、、あんまりに強引な展開に少し戸惑いつつ、、全ての日本昔話に出てくる登場人物を捕ろ込んだような・・それでも映像が美しかったし、目の前に展開される全ての喜び、哀しみに直面することの大切さが語られていて、それを見えないようにして幸せを手に入れるのは間違っている、そんな壮大なテーマにも納得。

詳細はコチラに http://gaga.ne.jp/kubo/


f0120349_11585585.jpg丁度、舞踊フェスティバルのインスタレーションと、学生演劇における制作補助の依頼を同時にうけたところ、、この二つの遭遇は目を覚ますためにも必要でした。 あまりに大きな人の流れと歓喜の中で見失いかけているもの・・全く別物とはいえ、忘れてはいけない初心に帰る一時。 二つの制作プロジェクトが同時進行することになった現在、我に返る一時に感謝。

佐野まり
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# by marisano | 2018-02-03 11:54 | 感動

ティアンギ・道端市場と時を刻む Tiangui de Mexico

f0120349_14490512.jpgあっという間に時が流れ・・1月最終。日本からメキシコに戻った日が水曜日でした。水曜日は個人的に特別な一日で、我が地区サントドミンゴの最寄りで「Tiangui ティアンギ」という道端市場が開催される日。特に必ず「水曜日」というわけではなく、むしろ毎日どこかの道端で開催されているのですが、たまたま我が家の最寄りでは水曜日と木曜日に大きなティアンギが開催されています。
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道が塞がれてしまうので車にとっては迷惑な話ですが、毎週おなじ場所で開催されるので暗黙の了解。帰国してから早いもので4度のティアンギを超えたことになります。ティアンギが訪れる度に時の流れの速さを噛みしめる日々。ここで一気に食料を買い占めるので、その減り具合でも一週間のサイクル目安となります。
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f0120349_14530718.jpg野菜、果物を中心に雑貨、古着、なべ・・など本当に多くの店がひしめきあっているのですが、店を出す方は同じ顔ぶれなので、お得意様的な対応で、気が合い、品物に納得すれば同じ人から買うようになります。声掛けも熱心で「よっべっぴんさん、買っていってよー」という、人間味溢れる道端市場Tianguiが日に日に好きになっていく今日この頃。

f0120349_14553194.jpg時をさかのぼれば、このTianguiはアステカ時代の物々交換を行っていた市場の名残とのことで、新鮮な取れたての野菜、果物が並び続け、しかも驚きの値段で叩き売る・・考えてみると最寄りのスーパーには余程の大型店に行かない限り、野菜、果物は置いておらず、鶏肉や魚も同じく、こういった暗黙の了解的な商売が守られている、メキシコの素朴な佇まいに惹かれています。
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f0120349_14575660.jpgすっかり更新率が低くなってしまいましたが・・ いろいろなことが次から次へと重なっていく事、そして何よりコチラに自然に綴ることができないことの数多くは「ヒミツ」というよりも仕事上「無」になる時間を持つようになっただけのこと。アイデンティティーを無くしてこそ喜んで頂ける仕事に繋がる、、
このティアンギを歩く度に我に返り楽しめます。 生き生きとした自然な交流の中でゲットする新鮮な野菜や果物に、エネルギーをもらって、次のTianguiまで一体どれだけの事を煮詰めることができるか、、それら全てがシッカリと料理されていくように、、日々、全力投球あるのみ。
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佐野まり
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# by marisano | 2018-01-31 14:43 | 驚き

1年後の映像完成 Ultimo edicion Danza del Colibri

f0120349_15021934.jpg丁度1年前の出来事「鹿とハチドリ」の映像編集を重ねてきました。1カ月後にお届けしよう、2か月後に、、と目標を定めつつ、様々なことに追われスッカリ時が流れてしまいましたが、ここ数日「丸1年後の今度こそ」のケジメ。編集に一区切りすることが出来ました。メキシコに戻る日に頂いた「願い星」の翼・・無事、羽ばたけました。

浦島年賀状に続く御挨拶、、
https://youtu.be/3KnV2pM0UTs

f0120349_15204355.jpg海外で活躍とか、、日本人のチャランゴとか、、そういうものではなくて、とにかく幼い頃の約束と、幼い頃の多くのショックが起点となり、ただただ祈るように、創って、願って、繋がっていく・・そんなことがキット、この映像で見て頂けると思います。
一応この舞台完成で最終回のつもりでいましたが、今後も、、制作の場所が現れれば、祈って、願って、創っていくことになるかもしれません。つい先日、ふいに今年の制作の場所が決まりました。最終的な調整を重ねています。
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佐野まり
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# by marisano | 2018-01-25 14:54 | 想い

メキシコに届いたエネルギー Energia desde Buenos Aires

f0120349_17113795.jpg日本滞在1カ月を何時になく穏やかにモクモクと過ごし、気が付くとメキシコで再び途切れることない日々を過ごしていました。スタジアムと大学での事に右往左往・・リズム復帰のため黙々と目の前の事に集中・・
目の前に流れる景色と人の流れに身を任せ、御守りにある「創意工夫」を唱える日々。今年はコレにつきます。

f0120349_17365563.jpg同じことを繰り返したくない、、「こういうものだから仕方がない」とは思うことができないし、チャレンジすることで楽しくなるし、新しい発見にも繋がります。とはいえ、それは場所によっては余計なことなのかもしれません。そんなことをスタジアムで模索している時に再びブエノスアイレスから突然、親しい関係者がメキシコにやってきました。
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昨年の1月25日に行われた公演に駆けつけて下さったブエノスアイレス大学の文化施設スタッフの方・・彼是15年近くの交流がある彼女とメキシコシティのお薦めの場所をまわり、久しぶりに訪れる御馴染みの場所が彼女の感動で輝いて見えます。バスコンセーロ図書館、ホセマルティ文化センター、ソカロ広場周辺、国立大学文化施設、、30年近く文化事業に従事する彼女の貴重な意見や感動に、当たり前になっている多くの事が実はスゴク恵まれた流れだったことにアラタメテ感謝。エネルギー充電の一時になりました。
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f0120349_17303981.jpgブエノスアイレスから訪れる皆さんは、常にソンナ波動を運んでくれます。底力を何処でも爆発させる、、「旅力」を持った人達。ストレートで表裏のない言葉の数々、、彼女と話しながらフト身分証明書を確認すると、実に今年で40年となる初めての入国からの月日の流れ。1978年1月17日の書類提出から3月23日の入国に至る記述が身分証明書に記載されていました。そしてメキシコでのことも、制作過程も全てわかってくださっている方と過ごす一日は非常に心強いものがありました。

佐野まり
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# by marisano | 2018-01-22 17:24 | 想い

浦島年賀状2018 Estadia en Japon despues de todo saludo atentamente

f0120349_12124897.jpg2000年に「行ってきます」と出発して実に17年が経過。17年の間に一度も帰国できなかったのではなく、2005年の愛知万博の際に取材のための緊急帰国がありました。帰国の際には約束を果たしての御挨拶へ。 個人的なチャランゴ物語を通じて「はちどりプロジェクト」が始まり、アルゼンチンで多くの公演の実施とフェスティバルでの音楽賞を頂いて一区切り、、その時は最後に取材して頂いた記者・河村正さんに御挨拶に伺うも間に合わず、、(少し前に他界されていました)
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f0120349_12164023.jpg再びアルゼンチンに戻った後は地球博の余韻でベネズエラに渡航したことから、南米各国へ伺うことになり、コロンビア、エクアドルと舞台制作渡航を重ね、アルゼンチンでは様々な音楽家の方にお誘いを頂いてアルバムや公演への参加が相次ぎ、ブエノスアイレスの豪華なアーティストの方々と共に新しいアルバムが完成、ガルデル音楽賞にアルバム提出、そんな反響から日本からテレビ局が取材に訪れて下さり、ラジオ局の電話出演などを通じて御挨拶させて頂く機会があり離れていながら繋がる日々。
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f0120349_12285550.jpgそうこうしているうちに地球博の余韻To be continued、ベネズエラ館の映像担当Julio Martinez監督によるドキュメンタリー映画「Visiones de Hiroshima広島のビジョン」が完成、音楽と上映プロデュースを担当、ブエノスアイレス全ての主要文化施設で同時上映という奇跡的な紹介に至りました。 こうして再び5年後、2010年の暮れに年越しを兼ねての御挨拶帰国。 同窓会に参加したり多くの友人と新鮮な再会の機会を重ね、このときから母によるコラボ・折り鶴制作が始まりました。(今となっては4万羽に至っているそうです)
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f0120349_12274078.jpg現地に戻ってからは、映画と共に渡航が始まり、同時に映画製作も始まりました。ドキュメンタリー「Zamba del Loro Marioほほえみの歌」と短編「はちどり」を加え、舞台「踊るチャランゴ」と共にコロンビア、エクアドル、コスタリカ、スペイン、キューバの国際教育会議に至るまで・・その間に御挨拶帰国は「段審査帰国」となり2013年、2016年も同じく、、5年ごとの帰国が3年ごとになるかと思いきや、母曰く「今年は贅沢ね」、、昨年2016年は2度に渡り帰国。それもこれも「浦島年賀状」のため。御挨拶帰国の「集大成」(総集編)。

f0120349_12403807.jpg17年前は今ほどインターネットが普及されておらず、御連絡は全て直筆の手紙、もしくはFAXでの通信でした。お世話になった方、出会った親しい人々の連絡先は住所のみ。 海外からの手紙は日本で送るよりも当然ながら高くなります。 日本に比べ収入が激減しているため余裕はなく、、それだけでなく海外で発送する郵便、特にアルゼンチンの場合、郵便局が非常に込んでいて常に長打の列(メキシコも同じく)手紙を発送するだけで1時間以上かかってしまいます。時間、費用、、双方の不足。そして手紙をせっかく頂いても届かないこともあり、出しても同じく、、 とはいえ実家に戻って今までに頂いた手紙が全て納めてある箱に接して感動。

f0120349_12380246.jpg全てが一区切りついた今、不義理をお詫び、そして御挨拶と皆様の近況を伺うべく「浦島年賀状」に至りました。 結果、、当然ながら17年も経てば住所も変わり、名前も変わり、、発送した500通近くの浦島年賀状は70通以上、、戻ってきております。それでもアラタメテの交信、メールを頂いたり、御返事を新しい名前で頂いたり、素敵な再会通信に繋がりました。引き続き浦島通信To be continued..

恒例の御挨拶ビデオはコチラに・・

佐野まり
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# by marisano | 2018-01-01 12:06 | 想い